2015年度 スウェーデン高齢者住宅視察

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当財団では毎年、海外高齢者住宅視察を企画しておりますが、今年度は、スウェーデンを訪問します。

福祉の先進国として知られるスウェーデンでは、1950年代から在宅主義を大きな政治目標として掲げ、高齢者が介護度に応じて住む場所を移動するということはなく、死ぬまで住み続けられる制度を整備してきました。従来の施設は「特別な住居」に統合され、24時間の介護住宅と自立できるサービスハウスによるきめ細かな対応が行われています。

今回の視察では、スウェーデンに長く在住し、スウェーデンについて最新の情報を日本に発信してきた奥村芳孝氏のコーディネートにより、Karlshamn(カールスハムン市)、Nacka(ナッキャ市)の2つのコミューン(我が国の市町村)を訪問し、その現場で、最新のスウェーデンの高齢者ケア及び住宅事情を体感していただけるプログラムとなっております。

民営化に揺れたスウェーデンが政権交代でどのように動いているかなどの最新動向も含めて、これからの日本の高齢者の住まいとケアを考える上で、多くの有益な情報が得られるものと考えております。

是非とも本企画への参加をご検討いただきたくお願い申し上げます。

 

コーディネーター:奥村芳孝氏

 1971年よりスウェーデンに居住。ストックホルム大学社会科学部卒業後、1990年までストックホルム市に勤務。
 現在、OKUMURA CONSULTING社代表。
 <海外社会保障研究Autumn2008 №164:特集・世界の高齢者住宅とケア政策>
 「スウェーデンの高齢者住宅とケア政策」(奥村芳孝) 
 http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/18879304.pdf

団長:髙橋紘士  (一財)高齢者住宅財団 理事長

 

概要

期間 2015年11月15日(日)~22日(日) (6泊8日)
訪問先 スウェーデン(カールスハムン、ストックホルム、ナッキャ) ※
旅行代金 475,000円(1人部屋)
※上記旅行代金には「燃油特別付加運賃」は含まれておりません。
(ご参考:8月19日現在の燃油特別付加運賃は 22,360円です)
募集人員 約20名

カールスハムン:カールスクローナ市から西に50キロ、人口3万2千人、県内において、特別な住居における満足度が最高。特別な住居、シニア住宅、安心住居が存在する。訪問看護は市の役割。
ナッキャ:ストックホルム近郊の市、人口9万6千人、県内で、特別な住居における満足度は2番目、特別な住居、シニア住宅が存在する。訪問看護はまだ県が行っている。民営化が進んでいる。

 

詳細につきましては、パンフレットをご参照ください。

申込方法

申込書(PDFWord)に必要事項をご記入のうえ、当財団までFAXまたはメール添付によりお送りください。

申込書送付・お問合せ先

一般財団法人高齢者住宅財団  調査研究部 小川麗子
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-20-9 京橋第八長岡ビル4階
TEL:03-3206-6437   FAX:03-3206-5256
E-Mail:tour15@koujuuzai.or.jp